命を守る!
7月14日、十坂コミセンをお借りして安全講習を行いました。
昨年に引き続き、南分署から救急救命士の方に来ていただいての講習です。
実際は、何かあった場合にすぐ出動できるようにと、消防車一台、
救急車一台、そして隊員の方、4名から来ていただきました。
車が入ってきたときにはビックリしましたけど、事情を聞いて納得でした。
講師の方が説明してる時も、本部から無線連絡が入ったりと、結構、
緊張感を持っての講習会の実施となりました。
クラブのビジョンと言うか理念と言うか…、きらり川南スポーツクラブは、
全ての活動に対して、「安全確保を第一とし、」というのを謳っております。
例えば、M-Club.の練習時の防球ネットの置き方もそうですし、屋内練習場を
利用する際、全灯にするのもその一貫であります。
安く上げるために照明を半灯にして、万が一事故でもあったらと思うと
ぞっとします。まずは環境面での安全確保が第一となります。
設備を含めた環境面をハード部分とすれば、練習会場で子供たちを見て
顔色がおかしくないかとか、動きが変な生徒がいないかとかを見てあげるのが
ソフト部分の一つでしょうか。
ちょっと適切な例えではなかったですが、この安全講習というのは、万が一の時の
為に、最低限必要な知識を身につけておこうというのが趣旨です。
昨年は、約1時間半の簡易講習でしたが、AEDを使った心肺蘇生に関連するものを
勉強しました。
今年は、もっと身近に起きやすい、外傷に対しての止血法、骨折の際の対処法。
そしてこれからの季節、特に注意が必要な熱中症対策の三つについての講習です。
クラブに所属の酒四各クラブから数名ずつのご参加をいただいての実施と
なりました。
わずか一時間の簡易講習ではありましたが、聞いたことが有ると無いでは、対処の
仕方が変わってきますし、実技を行っていれば更に強みになります。
昨年も今年も酒四各クラブの保護者の方を中心にご参加いただきましたが、今年は
指導者の方からも参加いただけたようです。
運営委員会等では、酒四各クラブには、できれば指導者の方にご参加願いたいと
申してはいるのですが、理解を得られないのか、重要と捉えていただけないのか、
昨年は参加は0人でした。今年は一名でしたが一歩前進できたかなという感じです。
スポ少の指導員資格含め、日体協の資格をもってる方はわかると思うのですが、
安全面については年々重要度が増しているような気がします。
練習前に体調の確認をしたり、途中で声掛けをしたり、とにかく子供たちを守って
あげれるのは大人しかいません。安全面については、部活動、クラブ活動の垣根を
越えて、意識を高めていきたいですし、これに賛同する方をもっと増やさないと
いけません。
熱中症は特に注意ですね。
高校野球の夏の地方予選において、熱中症で没収試合というのもネットニュースに
出ていましたが、ひどい場合は後遺症が残る可能性もあります。
そして最悪の場合、命にかかわる危険性もあります。
現在、きらり川南に所属する4クラブはすべて、屋外で行う種目です。
屋内競技種目以上のリスクを伴う事にもつながります。
おっちゃんも上級講習等受講しましたが、やはり時間がたつと忘れてしまう
ものです。命を守るためにも、もう一回テキストを開きたいと思います。
そして、みなさまからも安全面に関しての意識を少しでもあげていただくことを
希望します。
最後に、南分署の隊員の方には本当にお世話になりました。
この取り組みは継続していきたいことなので、次回もまた宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
この記事へのコメントはこちら