地域愛!

 

酒田市の広報である「私の街さかた」の7月1日号の15ページに、平成29年度 児童・生徒数および学級数の推移をお知らせしますというのがありました。市内の小中学校の人数や学級数を、出生数をもとに今後の6年間を推計した「教育人口統計」なるものです。今年度から始まって平成35年度までのものでしたが、何となんと、川南地区は、宮野浦小と十坂小を除いた四小学校は、全校児童が50人前後の規模になるのでした。また、黒森小に加えて新堀小も複式学級になってしまうというデータが出ています。これは大変!個人的には少人数での指導が一番と思ってるのですが、そうはいかない御上の事情があるでしょうし…。

確かに世の中少子化ですから自然の流れとはいえ、学校の改編のみならず、学童保育であったり、スポーツ少年団含め、これからの川南地区の子供達に関することは、中学校規模での政策が必要になってくること間違いなしです。教育委員会では、今後に向けての作業はとっくに始まっているのでしょうけど、現在のスポーツ少年団のように、目先だけで少ないチームどうしで合同チームを作るようなわけにはいきません。慎重に進めないといけないでしょうし、逆に大胆なことも必要になってくるような気がします。

酒田市の学校規模に関する基本方針の中の、3 配慮事項というところに、「学区の改編を進める際は、地域住民と十分な時間をかけて話し合い、理解と合意のもとに進める」とあります。果たして、地域住民というのがどこまでの範囲なのかは知りませんが、当クラブも十分な時間をかけて話し合うメンバーの中に入れてほしいものです。現時点で小中生の児童・生徒を持つ親御さんや、これからそれに該当する親御さんとの話し合いや情報交換が最優先になるのでしょうが、地元に住んで地域愛たっぷりの我々にも、是非、お仕事をさせてほしいものです。

東京都知事の小池さんは「都民ファースト」という言葉を使われてましたが、今度は日体協も「子供ファースト」という言葉を使ってきました。酒田市の基本方針にも、子供たちのより良い教育環境を整備するため…とありましたがまさにその通りですね。それは学校だけではなく、そうすることで学童保育やスポーツ少年団活動も同様に改編が必要になってくるという事でしょう。まず学校が先となるのでしょうけど、学校の改編と同時進行が理想ですね。旗振り役はできませんが、一翼を担うことはできそうな気がしますし、やらないといけないことだと思っています。まずは市議を通して情報をいただいたり、また、知ってる範囲での課題の提起を行いたいと思います。

運動会を見ればよくわかるのですが、地域に子供がいると活気があっていいものですよ。子供たちは地域の宝です。今度はその範囲を拡げて中学校規模で子供たちの将来を考えないといけません。川南地区の地域愛溢れる方々といっしょに骨を折りたいものです。

私の街さかた 0701 P15

 

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