いい習慣は才能を超える!
さてさて、今月もあっという間の最終日となってしまいました。ブログの更新は、最低でも月一回はとしてるわけですが、いつもぎりぎりになってしまってます。決してやっつけ仕事にならないようにと心掛けだけは立派ですが…(汗)。おっちゃんの手帳には、ブログのネタ用のメモが書いてあるのですが、「高校野球100年」とか、「新チームスタート」とか、まあ、構想もないくせにネタは少しあるわけです。今月は、メモの一番下にあった「東レの社長」から拡げていきたいと思います。
「いい習慣は才能を超える!」知る人ぞ知る、東レ経営研究所の社長をつとめた佐々木常夫さんの名言です。ビジネスマンの方の中には、自己啓発として、このお方の本を読んだ方もいらっしゃるかもしれませんね。おっちゃんは、ラジオ番組のインタビューで少し話を聞いただけですが、「東レの社長」ということだけ記憶していました。とてもいいお話でしたので、記憶というか、忘れないように手帳にメモしておいただけなんですけどね。
今年の4月、おっちゃん、スポーツ少年団の入団式で挨拶する機会がありました。この件は前々回のブログで「やった通りにしかならない!」でも書いていますので見てください。同じ内容になりますが、来賓としてコミセンの会長や小学校長も出席された会でした。その挨拶の中で、子供たちに「なぜ練習するんですか?」という質問をしました。かえってきた答えは想像できますね。「勝つため」「上手くなるため」確かにその通りです。間違いでもなんでもありません。おっちゃんも「その通りだよね。勝つために、上手くなるために、いい習慣を身に着けるために練習するんですね。体力をつけるのも、いいテクニックを身に着けるのもそうだし、ちゃんとした挨拶を身に着けるとかもそうですね…」なんて子供たちに偉そうなことを言いました。
ここからは言ってない話ですが、「努力」することは大変なことだけど、それさえ習慣にすることができたら凄いことだと思います。ルーティーンもその一つですよね。小さなことから少しずつ習慣を積み上げていけば、気付いた時には凄いレベルになってるかもしれませんね。お仕事にしても、重要度と緊急性で分けて考えれば、最優先は「重要かつ緊急」となります。「重要だけど、今すぐでなくても大丈夫」が次でしょうか。その次が「あまり重要じゃないのに、急かされている」。最後が、「重要でも、急ぎでもない(=どうでもいい)」かな。まあ、どうでもいいというのは言い過ぎですが、効率化も考えるとこんな感じになるかもしれません。よくいうPDCAサイクルも習慣にできる一つの流れですね。共通して重要なのは、本質は何かということですね。本当の原因というか。物事の順番や本質を考える癖がついてるからできるわけです。計画もなく行き当たりばったりでは大変です。「忙しい人ほどものを頼め」と言いますが、忙しく見えても、先に言ったことが習慣になっていますから、意外とあっさり結果を出してくれるわけです。かえって気をつかって、そんなに忙しくないような人に仕事をお願いすると、報告もなく、だいたいが裏切られますね。ああ、自分でやったほうがよかったと。
夏の甲子園予選の組み合わせも決まりました。三年生は最後の夏になりますが、残念ながらメンバーに入れなかった生徒もいます。入ったから、入らなかったからで差別するわけではないですが、三年生には、あの時やってればよかった。もしくは前から続けていればよかった、と思うことが少なからずあるはずです。当然、生徒のみならず指導者にもです。気づいたらもうこんな時期になっていた、ですよね。「いい習慣は才能を超える!」は、言い換えれば「継続は力なり!」かもしれません。
そうそう、スポ少の挨拶でもう一つ言ったことがあります。「みなさん、ひとつの動作を覚えるためには何回練習しないといけないかわかりますか?」当然、子供たちは無反応状態。「答えは500回。小学生のみなさんに500回の反復練習は大変かと思いますけど、それでもそうやって意識して練習したことが、いつの間にか無意識でもできるようになります。身体で覚えるとはそんなことかもしれません。大切なのは意識することです」と。これも前々回のブログにあります。子供たちが自分自身で気づいて習慣にできればいいですけど、実際は大変ですねすよね。やはり気付かせるきっかけを作ってあげたり、継続での頑張りを支えてあげれるのは大人の役目かと思います。
「いい習慣は才能を超える!」
まずは小さいことから始めてはいかがでしょう(^^)
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