問題の本質は!

 

今年も今日が最終日となりました。明日からは、新しい年が始まります。当たり前のことではありますが、ひとつの区切りとして、新たな気持ちで、また、進んでいきましょう。おっちゃんに関しては、自分でたてた月一回のブログ更新という目標も達成できず、反省の多い年でもありました。しかしながら、おっちゃんの手抜き部分も、卓球クラブの大躍進で、有り余るくらいのニュースを作っていただきました。ありがとうございました。来年も、嬉しいニュースを期待してますので宜しくお願い致します。

さて、今回のネタは「中学、高校の運動部活動」についてです。ブラック部活動に関しては、過去のブログでも「教師ファースト!」「ブラック!」で書きましたが、益々深刻となる少子化による部員数の減や教員の多忙化解消については、今月の県議会定例会においても質問が出ていたようです。

12月13日付けの山形新聞朝刊の2面に掲載されてた教育長の回答は、『新たな部活動の在り方としてスポーツ庁からガイドラインとして出ている「学校と地域が協働・融合した形」というものと、県教委も足並みをそろえ…』とあります。言わんとすることはよくわかります。しかしながら、危機感を覚え、これはなんとかせなあかん!と思ってる方々は何人いるものだろうか。おっちゃんはいつも思います。国が示すガイドライン。それが各都道府県におり、そして市町村におり。しかしながらその温度差というものを感じている人は、直接携わる立場にある方にも結構いらっしゃるのではと。

これからどういう方法で進めていくのかは知りませんが、体協はどういう立ち位置なの?各競技ごとの協会や連盟なるものはどのようにしていくの?学校と協働・融合する「地域」というのは、どの規模を言うの?そもそもの話として、部活動、クラブ活動は誰のためにあるの?等々色々な疑問がでてきます。こうなることは前からわかっていたはずなのに、教師のほうが大変だということのほうが多く取り上げられてきたことなど、なんか順番というか、改革の進め方については???です。

話し変わりますが、先日アップした、卓球クラブの年末大掃除の画像の中に、整理・整頓・清掃・清潔・躾という5Sが書かれたものがありました。6Sになると、「仕組み」という言葉が入ってくるのですが、まさしく「仕組み」という確固たるものがなかったから、こうなってしまったんでしょうね。スポーツ少年団や中体連などの母体団体、競技ごとの専門部会や協会・連盟。そして学校、総合型クラブ、指導者等がこれからどういう関りをもっていかないといけないのか。すぐには解決策が出てこない、大きな問題です。誰のための部活動なのか?本質は何かということなんでしょうが、時間がかかりそうな感じがします。

まずは皆様、一年間お疲れさまでした。来年は、今年以上に嬉しいこと、楽しいことが多くありますように心からお祈り申し上げます。いのしし年ですからね、猪突猛進です。とにかく前へ、前へと進んでいけるように取り組んでまいりましょう。

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