照準を定める Ⅱ!
今日、明日はいよいよ決戦の日です。
100%と言っていいくらいの選手が、そして指導者が照準を定めた日が
やってきました。全中予選ですね。中体連の地区総体というやつです。
これが最後の試合になってしまうから余計力が入るのでしょうね。
野球に関して言えば参加8校から代表が1校ですから、これは大変です。
しかもトーナメントですからね。大番狂わせありですから、大金星のチームは
さぞかし嬉しいでしょうけど、果たして真の実力なのでしょうか?
それも含めて実力だと言われればそれまでですが…。
これからの話はあくまでも例えばのお話です。おっちゃんの提案です。
この中体連地区予選がトーナメントではなく、大学野球のようにリーグ戦
だったらどうでしょう。勝ち点制でもいいですし、勝率でもいいですし…。
まず毎週土日を使って試合をしていきます。消化できなかったらナイターもあり。
平日の夕方からの試合も考えないといけませんね。まあ土日の試合数を増やす事で
解決させることになるでしょうが…。
一日一試合では時間がかかりすぎますから、3チームでの変則Wヘッダーでも
いいですし、それこそ同チームと二試合ずつでもやっていけば、2か月もあれば
終了します。5月の連休明けから開始して、6月後半には終了というスケジュールが
組めると思います。
確かに地区予選に照準を定めて、遠征含む練習試合を重ねるのもいいですが、
県大会や東北大会でしか会わないチームと対戦しても、せいぜい課題探しや、
何かを吸収するという目的しかないでしょう。
高校野球の夏の選手権とは違うわけですから、まず地区を制する事ができなければ
次のステージへは進めないわけですからね。
では、もしおっちゃんの提案通りになったらどんな現象が起きますかね?
いっぱいありそうな感じですね。
すぐ言えることでも、
・情報合戦が始まる。偵察あり、SNSフル活用。指導者よりもママ達が活発に?
・一年生も入学後、即、入部。入学前からいっしょに練習にも参加。
・3月、4月に遠征含め、積極的に試合を行うことになる。
・選手起用においても、固定ではなくその時に調子のいい選手を使うような
オーダーを組まないといけなくなる ⇒ 選手のチャンス、可能性が広がる。
・土日とはいえ、投手は連投となる為、複数の投手を育成する必要性が出てくる。
・日々の部活動において、効率化を図る必要が出てくる。
・日々の部活動の補完としてクラブ活動(学校管理下外)の時間が必要となる。
・年間のプログラムを雪国仕様から通常地域と同じサイクルにしないといけない。
・すべての意識をレベルアップさせる必要がある。
等々、色々出てきますね。
でも、これをやる事で野球への取り組み方が変わる。変わらないといけなくなる。
これは選手も指導者も、支援する親御さんたちも同じです。
指導者の人数も増やさないといけません。
夜間練習も必要になってきますね。乗りきるための体力アップ。
トレーニングもちゃんと行わないと長いリーグ戦を戦えませんしね。
そういった活動のための環境も作ってあげないといけなくなりますね。
まあ最後に、CSではないですが、リーグ戦の上位4チームでトーナメントで決着と
いうのもありなのですが、従来の一発勝負はちょっと違うかなという感じです。
またこれも雪解けの早い地域だからできる話だと思います。
この提案に合わせて、照準を定める時期も変えていったら、ここらへんのチームの
レベルアップはかなり期待できるような気がします。
皆さんはいかがですか?
はっきり言えることは、チャンスが広がることが一番でしょう。
それと部員数が極端に少ないところは大変だということですかね。
メリットがたくさんあるのに、大人の事情でデメリットの部分ばかり言って、
結局、「現実的に難しい」とか「足並みは揃えること」で落ち着くのは目に
見えてますけどね。
でももし、おっちゃんの提案のようになったら、今まで以上にチームのことを
考えたり、選手の状態を気にかけたりする度合いがガラッと変わると思います。
照準を定めるⅡの内容が、ちゃんと前回のつづきになってるかはわかりませんが、
小ネタとしては使えるんじゃないですかね。
次回につづく