凡事徹底!
中体連地区予選から10日ほど経ちました。今は、中間テストに向き合ってる頃で
しょうか?
M-Club.に参加してる会員がいる二校においては、残念ながら予選敗退という
結果でした。
三年生は目標を失いがちな時期ですが、早くやりがいになるような楽しいことを
見つけてほしいものです。
試合を見たあとで父兄の方と少しお話させていただきました。
「新チームはどうですか?」という問いに対して色々と教えていただいたの
ですが、途中「規律が…」という言葉が出ました。
「規律」ができてないという事なんだと思いますが、中学生は難しいですね。
規則を守れないという意味なのでしょうが、たぶん言わんとすることは、例えば
ボールが落ちてても拾おうとしないとか、率先してグラウンド整備をしない
なども入るんでしょうね。見て見ぬふりをする。自分事ではなく、他人事で
考えるもそうですね。
会社に入れば、「○○運動」だったり、コンプライアンスだったり、仕組み作り
だったりと色々な体制があったりしますが、中学生に関しては、親が期待する
レベルにいる人は少ないでしょうね。率先してまじめにやった人がバカを見る
ようなケースのほうが多いかもしれません。
物の大切さも、自分で稼いでからわかるようになるのでしょうか。働いて、
初めてお金のありがたみがわかるようになるんですかね。遅いでしょ。
ボールが落ちてても拾わない。でもボール代と同じ500円玉が落ちてると拾う
わけです。所詮、人の金で買ったもの。買ってもらったものですから。
グローブも磨かない、スパイクの泥も落とさない奴には到底無理でしょうね。
だから訓練が必要なんでしょう。当たり前のことが当たり前にできる人間。
凡事徹底なんて言葉もありますが、よく子供たちに言うのは、「試合でエラー
したり、三振することは、生きていくうえでは何も関係ないよ。でも、挨拶
だったり、返事であったり…。おはようございますやこんにちは。はい、と
いう返事。すみません、申し訳ございませんと謝る事。これができないと
大変だぞ…。逆に言ったら、これができれば生きていけるぞ」と。
不適切な表現かもしれませんが、ほぼほぼ合ってるかと思います。
「ありがとう」、「すみません」は、特に大事な言葉ですね。
それと「はい」でしょうか。
そういったことに関しての伝統がないことも原因の一つですかね。
何もここのチームだけではないですよ。
個人ではちゃんとできても、チームの全員がとなるとなかなか大変ですね。
クラブのアドバイザーも言ってました。
「生徒をはじめ、保護者も顧問も毎年変わるわけですから外部コーチを中心に
みんなが一致団結して伝統を築き上げていったら、あとは苦労しないだろう」と。
「子供の能力などどこの中学生もあまり変わりません。大人がちゃんと環境
(仕組み)を作って教えていくことが大事ですよ」と。
そうですね。環境ですね。練習しやすい環境。学ぶ風土も、規律に関しても
大人が動いてあげないとだめですね。おっちゃんも同感です。
そして、当たり前のことが当たり前にできる、やってのける人に!
「凡事徹底」ですね。
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