春の高校野球県大会 番外編 2!

 

今日からは東北大会出場をかけての戦いが始まります。鶴岡祭りもありますが、ちと天気が心配です。この雨、早く止んでほしいものです。

さて番外編2ですが、今日はシートノックが終わってからの一連の流れを追ってみます。シートノックは後攻のチームが先に行いますが、その間片方はベンチで様子見です。ミーティングを行う監督もいますが、ほとんどのチームは相手チームの動きであったり、特に送球面を注視ですね。第二の監督と言われる三塁のベースコーチは特に外野手の肩、捕球体制への入り方もそうですね。あとは外野から内野への中継プレイなどは注意深く見ます。そして頭にインプットです。事前に調査して、ある程度のデータを持ってるチームもいますが、ほとんどはシートノックでの印象で判断してると思います。ゴロヒットの際の芝生上での転がり具合とかもチェックですね。ゴルフ場と同じで芝が長ければボールは転がりませんしね。高校生がそこまで見てるものか?もしくは監督から、そういうことまで聞いてるものかわかりませんが、細部に渡って情報収集しようと思えばそこまでは普通に考えることです。夏の選手権前はきれいに刈られますからそんな影響はないでしょうけど、勝ち進んでいけば球場も変わってきますからね。

フライ時の風向きも同じようにインプットが必要です。高校であれば、たぶん三塁ベースコーチは専門的にやらせるはずですから、自軍のシートノックの時は、三塁コーチャーズボックスに立って、回すのか止めるのかの練習をすればいいと思うんですがね。

両軍のノックが終わると、ベンチ前に立って応援席に向かって一礼です。これはキャプテンがやるわけですが、できれば一、二歩前に出て「応援宜しくお願いします」と声を張ってほしいものです。社会人野球の真似になっちゃいますが、チームの代表としてですから、応援席の端から端まで見渡して堂々の挨拶をしてほしいものです。これは小中生にも是非やってほしいところです。

そしていよいよ試合が始まります。ホームベースを挟んで整列です。最近は背番号順に並ぶ学校が増えましたね。今回ベスト4にも入ったYSは試合後の整列も背番号順でしたから凄いことですよ。小学生だと身長順であったり、学年順というのもありますが、番号順であれば喧嘩しなくて済みますからね。中に割り込むこともできないし…(^^) 整列を何気なく見てた方は、今度見たほうがいいですよ。エースナンバーがキャプテンであれば、1番から20番まできれいに並びますね。

そうそう、シートノックの前にキャッチボールもあるんでしたね。時間は4分間。なぜ4分なのかわかりませんが、昨年、平田杯の式典で講演された元横浜高校の小倉先生の話を思い出しました。「キャッチボールは同じレベルの子どおしでやったほうがいいよ」というやつですね。だいたいは仲間どおしのようなやりやすい相手となるのでしょうけど、片方が肩が強くて、片方がそうでもないとなるとうまくはいかないですね。やはりストレスが溜まりますね。一度、遠投能力の測定をしてみて、そこでグループなりペア分けをしたほうがいいですね。

整列し、挨拶をして、いよいよ試合が始まります。続きはまた改めて(^^)

 

 

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