こりをとる!

 

先週は、地元の高校の野球部の練習にお邪魔してきました。前日からの雨でグラウンドが使えず、屋内練習場での練習でしたが、おっちゃん非常に勉強になりました。まずはその報告からです。

おっちゃんの知り合いが、大学と社会人でいっしょにやってた方にお願いして、臨時コーチとして投手の指導に来てもらうということでしたので、こんなチャンスはないと思いビデオ片手にお邪魔しました。おっちゃんが行った時は、バッテリーに対してトレーニングメニューの紹介であったり、また身体づくりに対してのお話をされてるところでした。印象に残ったのが「準備3割、ケア7割」という言葉です。一般の指導者も、「風呂からあがったらストレッチをすること」くらいは言うのでしょうけど、「ケア7割」というのはちょっとびっくりしました。要は、準備は3割でいいからではなく、単純に準備の倍以上もっと身体のケアに対して時間をかけてあげなさいということです。そしてケアそのものが=準備になるわけですからもっともだと思って聞いておりました。

説明が終わったあとは、投手陣一人一人のフォームチェックに入りましたので、順番を待ってる生徒たちに、「ストレッチポールとかで、ちゃんとリセットしてる?」「ローラー使って、筋膜リリースしてる?」と聞いたのですが、ほぼ無反応。たぶんこういうのを知らないんだろうなと思ってみてましたが、ケア7割と言われましたからね。「まず自分のスマホで検索して、どういうものか見ておいた方がいいよ」と言っておきました。

話変わりますが、先日行われた南東北インターハイ。酒田は体操の会場でしたが、ポールやローラーを持ってる生徒がたくさんいましたね。強いチームというか、全国大会に出るチームはやはりこういうのから違うんだろうななんて見てました。今やこういったものは高校レベルからではなく、もっと下の学年も普通に浸透してるものと思ってたのですがそうではなかったわけですね。「ストレッチポール」や「筋膜リリース」で検索して、You Tubeで見てもらいたいものです。

当クラブのアドバイザーの方が言ってましたが、「山形県の縦断駅伝の中継所を覗いても、ポールとかを使ってマッサージしてるのが2、3人しかいなかったのはびっくりというか残念というか…」やはりジュニアの頃から、する、しないは別としてそういったことを植え付けていく必要があるように思いました。中学生くらいからは習慣でそういったものに取り組むようにしていけば、効果も感じられるはずですし、アスリートとしてパフォーマンス拡大にもつながっていくように思います。中学生の練習も、ボールを使った練習は当然必要ですが、事前準備やケアについての時間をもっととるべきでしょうね。特にケアに関しては、個人的に行う部分が多くなりますが、まずはそういう世界を見せてあげる事からでしょうね。

画像はトレーナーでもある、当クラブのアドバイザーが指導されてる生徒さんの様子です。ゴリゴリに感じてる人もいるようですね(^^)

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