お手本はヨーロッパ!
連日、各局で日大のニュースですね。ケガの件から始まって、理事長の辞職とか監督の全役職を解くとか。ここぞとばかりに攻め立てますね。スポーツにおける、「やってはいけないプレー」が、ここまでの話になるとはね。何でもありなんですかね。まあA級戦犯はわかってるわけですから、まずはそこをきっちりしないといけないのに、あれもこれもといっぱい出てくるもんです。これチャンスとばかりに報復も考慮したうえで頑張ってる方々もいましたね。
おっちゃん的にはプレーがどうこうよりも、「監督は絶対だ!」という環境であり、昔からの文化がそうさせてるわけで、確かに個人の責任というのはわかります。でも、軍隊含め、昭和の教育はほとんどがそうでしょう。指導者と言っても自身が育ってきた環境も違いますしね。学校対抗戦やチャンピオンシップばかりやってる環境ではこれからも同様のことが起きるような気がします。どこでもある話じゃないですか。今回の件で「やばい」と思ってる指導者は意外に多いような気もしますが…。あくまでもおっちゃん的にはですが。
話変わりますが、総合型クラブはヨーロッパのスポーツ環境がお手本です。特にドイツあたりですかね。「クラブ」という環境で老若男女が集まり、自分がやりたいスポーツで楽しむ。終わったらバーカウンターで一杯飲みながらの歓談。クラブハウスがサロンとなって、いい意味での地域のたまり場になってるわけです。日本はそこを目指してやってきたはずなのにねえ。
今回の日大の件は極端な事例だとは思いますが、これを機に学内でクーデターではなく、そもそもをもっともっと考えるべきだと思います。教育の一環とか言ってる部活動もそうですが、ブラックになってしまった原因は?を見つめなおして、これももっと考えるべきかと思います。構造をね。先生のお仕事は、授業を教えることが一番ではありますが、まずは授業や部活動、他の活動を通して生徒と向き合うことが一番なわけですからね。本業、本質を間違えないことですかね。文科省とか教育委員会のお偉いさんは、先生が働きやすい環境、生徒と向き合う時間が多くとれる環境なり、枠組みを作ってあげることですね。
働き方改革ではないですが、構造も何も変えずに「変われ!」は無理ですよね。マンパワーだけでは限界がありますよ。
会社も同じで、社長なり上司なり、トップに立つ人、リーダーとしての立場の人の考え方が変わらないことには、です。
明日から衣替えです。日曜日は運動会が予定されてますが、30℃の予報でした。溶ける~!だよ。
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